当博物館に展示している昔の農具の一部をご紹介します
大型の竿秤です。片側に量る物をつけ、もう片側に重りをつけてバランスをとって 重さを量ります。大きなものではヤギなどを量りました。
お茶の葉を摘むハサミです。袋の端を手で閉じて摘んだ茶葉が 袋にたまるようになっています。
石製3本式のサトウキビ絞り機の一部と、鉄製3本式のものの一部です。
稲の脱穀をする道具です。稲の束を千歯でしごいて茎から米粒をはずします。
これも稲の脱穀をする道具です。踏み板を足で踏んでドラムを回し、回転する針で 脱穀するしくみです。
ウーシ(臼)に入れた穀物や豆などをアジン(竪杵)でついて、精米や製粉、 ノギ折りなどをします。
パイナップルの規格を測る道具です。大きさによって1級、2級と分けられます。
肩や額にかけたり、棒にかけたり、馬の背にのせて荷物を運びます。
イモを効率よく切る機械です。切ったイモは切り干しにして保存食などにします。
※中村 保著「びんびん」参照